開幕戦感想

 ドイツvsコスタリカ
 この試合はドイツは正直相手に助けられました。確かに攻撃陣は好調でした。ラームは再三ドリブルでチャンスをつくりシュナイダー、シュバインスタイガーも冴え、クローゼも改めてコンディションの良さを見せ付けました。格下相手とはいえほめるべきです。ただDFラインの課題は全く改善されていません。ラームはほとんど問題ないです。攻撃参加は多いですが裏を取られることはなく、他との連携も取れてました。問題は真ん中と右です。CBの二人はスイーパーとストッパーの分担が明確ではなく、2点目などは二人とも前に出て見事にワンチョベをフリーにしていました。明らかに経験不足からくる浮き足立ったミスです。またRSBのフリードリッヒは連携がとれず一人だけ残りラインコントロールを混乱させました。レーマンにもミスが見られます。確かにDF陣はダメで、1vs1になった時点でGKは悪くないですが、やや飛び出すタイミングが遅い気がしました。足を怪我していたのであれば仕方ないですが、怪我した時点で絶対に落とせないゲームということを考えれば交代させても良かった気はします。ドイツにとって救いだったのはコスタリカリケルメジダンのような中盤でキープできる人材がいなかったことです。キープすべきとことろでされていたら痛かったでしょう。まぁなんにしても勝ちは勝ちです。これからの躍進に期待です。